明日もーーSHISHAMO4収録曲
先月、ラジオでオンエアされたSHISHAMOが歌う「明日も」をフルで聴いた感想を書こうと思う。
前回では、今までのSHISHAMOの楽曲たちに振り返ると書いたものの、突然「明日も」の感想を書きたかったので、こっちを優先にした。
「SHISHAMO4」に収録される「明日も」はアルバムの11曲目ーー最後の曲である。CMにも起用され、SHISHAMOの新たな代表曲? (「君と夏フェス」や「僕に彼女ができたんだ」のような?) になること間違いなし。
SHISHAMOのアルバムを締めくくる最後の楽曲は毎回、印象的で今回もそれに匹敵する。
SHISHAMOがこれまでに出したアルバムの最後の曲はこのような感じだ。
第3ボタン(「卒業制作」)
恋する(「SHISHAMO」)
さよならの季節(「SHISHAMO2」)
みんなのうた(「SHISHAMO3」)
SHISHAMOファンなら、何を今更……と言いたいところかもしれないけど、とりあえず並べてみた。
「第3ボタン」は、作詞作曲ボーカルを努める宮崎が高校時代に完成させた曲で、
「恋する」は歌詞にイレギュラーという印象的なフレーズがありながらも、SHISHAMOのツアーでは毎度歌われるレギュラー曲で盛り上げ要員曲。
「さよならの季節」はMVが制作され、「第3ボタン」と同様、卒業がテーマの曲だ。
次に「みんなのうた」もまた、MVが制作され、2016年のツアーから毎度のように歌われる。「みんなのうた」というワードは、NHKの某番組を彷彿させるけど、本当にNHKで使われるのは、「SHISHAMO4」に収録される「音楽室は秘密基地」であるので、要注意。(わざわざ言うことではないか……)
そして本題であるSHISHAMOの新曲「明日も」。感想はというと、勿論のこと、良かったに尽きる。(ただ、どっちかというと、「SHISHAMO4」の収録曲は「終わり」のほうが好……)
SHISHAMOファンではない知人からは、サビのメロディーとサビ以外のメロディーがなんか想像してたのと違う、という意見を受けた。もちろん、悪い意味ではないんだろうけど、筆者もそう感じた。
サビの部分はかなり(?)キャッチーで、SHISHAMO売れてしまうな、コレ、と思ってしまったものの、フルで聴いた瞬間、いつものコアな音楽ファンを唸らすSHISHAMOだ、と感激。
とりあえず感想を箇条書きすると……。
・想像していたよりも、メロディーは普段のSHISHAMO。(良い意味で)
・思ったよりも、収録時間が長く、サビに行く過程も長い。(だからこそ心地よい)
・ヒーローというフレーズが印象的。(若干、某女性歌手の楽曲を思い出してしまうけれど)
次に歴代のSHISHAMOのアルバムの終わりを締めくくる曲と比較し想像してみると……。
ライブでの盛り上がり度
恋する>>みんなのうた>>明日も>>第3ボタン>>さよならの季節
切なさ
さよならの季節、第3ボタン>>恋する>>明日も>>みんなのうた
物語性
さよならの季節>>第3ボタン、恋する>>明日も、みんなのうた
個人的な好み(その時の気分で変わるけど)
恋する>>明日も>>さよならの季節、第3ボタン>>みんなのうた
※あくまで、個人的な解釈と意見です。
予想として、「明日も」はライブ本編の最終ブロックかアンコールで披露しそうな気がする。
これで、ますます「さよならの季節」や「第3ボタン」のライブで歌う率が低くなるのは辛いけど、アルバムが待ち遠しい。